毎日がちょっと楽しくなる「感謝リスト」の作り方

「なんだか気分が晴れない」「毎日同じことの繰り返しで疲れる」——
そんなとき、無理にポジティブになろうとする必要はありません。
でも、日々の小さな「うれしい」や「ありがたい」に目を向けるだけで、心は少しずつ前向きになっていきます。

そのシンプルで効果的な方法が、「感謝リスト」です。
感謝リストとは、その日感じた“ありがとう”を文字にして書き出す習慣のこと。
誰かに伝えなくても、自分の中にある感謝を“見える化”するだけで、心の状態が驚くほど変わっていきます。

感謝リストを続けると、次のような効果が期待できます。

• 気分が前向きになる
• 小さな幸せに気づけるようになる
• 不安やイライラが軽減される
• 自分の生活に満足感が生まれる

では、どうやって作ればいいのでしょうか？
難しいルールは必要ありません。以下のステップで、今日から始められます。

1. ノートやメモアプリを用意する
   紙でもスマホでもOK。大切なのは「自分が続けやすい形式」であること。
   お気に入りのノートや手帳だと、書くこと自体が楽しくなります。
2. 1日3つを目安に「感謝したこと」を書く
   「今日も無事に仕事を終えられた」
   「電車で座れた」
   「友達と話して笑えた」
   どんなに小さなことでも構いません。
   むしろ“ささやかな感謝”を拾えるようになるのが、リストの醍醐味です。
3. 書く時間を決めて習慣化する
   おすすめは寝る前の数分間。
   その日にあった良いことを思い出しながら書くことで、ポジティブな気持ちで1日を締めくくれます。
   忙しい人は週に1回、まとめて振り返るのも◎です。
4. 過去のリストをときどき読み返す
   落ち込んだときや自信を失いそうなとき、過去の感謝リストを読み返してみてください。
   自分の生活にはたくさんの幸せがあることに気づき、心がほっと緩んでいくはずです。

感謝リストは、自分の心と丁寧に向き合う“ちいさなセルフケア”です。
すぐに大きな変化があるわけではありませんが、続けていくうちに、「毎日が思っていたより悪くない」と感じられるようになるはず。

今日からぜひ、1日3つの感謝を見つけてみませんか？
毎日の景色が、少しずつ違って見えてくるかもしれません。