「何か新しいことを始めたいけど、大きな挑戦はハードルが高い」
「変わりたい気持ちはあるけど、なかなか続かない」
そんなふうに感じたことはありませんか?
実は、変化を生むのに“劇的な一歩”は必要ありません。
むしろ、小さなチャレンジを毎日の中に積み重ねていくことが、確実な前進につながると感じています。
私が試してきた、ほんのささいなチャレンジと、その先で見えた変化をご紹介します。
1. 朝、10分早く起きてみる
もともと朝が苦手だった私が、試しに10分だけ早く起きることにしてみました。
たった10分ですが、その時間で窓を開けて深呼吸したり、コーヒーを淹れたりするだけで、心に余裕が生まれるようになりました。
早起き=自己肯定感が上がる、というよりも、「今日もやれた」という小さな成功体験が、1日の良いスタートになっていたのです。
2. 「やらないと」と思っていたことに区切りをつける
たとえば、読みかけの本、使っていないアプリ、続けられていない習慣など。
「いつかやろう」「また再開しよう」と思いながら放置していたものを、思い切って手放してみました。
すると不思議と、心のノイズが減り、今本当にやりたいことに集中できるようになったのです。
小さなチャレンジとは、始めることだけでなく、“終わらせる勇気”でもあるのだと実感しました。
3. 苦手なことに、ほんの少し手を伸ばす
人付き合いが得意ではない私がやってみたのは、「コンビニの店員さんに笑顔であいさつする」というチャレンジ。
最初はぎこちなくても、誰かと心地よい一瞬を共有できる経験は、小さな自信になりました。
「苦手=絶対無理」ではなく、「ちょっとだけ関わってみる」が自分を広げるきっかけになるんだと気づきました。
小さなチャレンジを重ねることで見えたもの
それは、「自分は変われる」という実感です。
大きな目標は途中でくじけてしまっても、
小さなチャレンジなら“今日できた”“またやってみよう”という前向きな気持ちで続けられる。
そして、積み重ねていくうちに——
気づけば前より自分に優しくなれていたり、
思い切り笑える瞬間が増えていたり、
毎日が少しずつ好きになれていたり。
そんな変化の“芽”のようなものが、日常のあちこちに現れるようになったのです。
何かを始めるのに、特別な準備はいりません。
むしろ、「今日はひと駅分歩いてみる」「コンビニでいつもと違うおにぎりを選ぶ」
そんなささいな選択の積み重ねが、未来の自分を静かに変えていく力になるのだと思います。
完璧じゃなくていい。続かなくてもいい。
ただ、「やってみる」ことを大切にする——
それだけで、日々の景色はきっと少しずつ変わっていきます。
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